ヨシンの韓ドラと人生の語り場

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『だから俺はアンチと結婚した』第9話 恋するフジュンのエトセトラ

第9話 あらすじ

 グニョンとフジュンが抱き合ってキスをしているところに家のチャイムが鳴るが、モニターには人影なく誰が来たのかはわからず。そこで現実に戻ったのか、グニョンはいつものように弄ばれていると思い、フジュンを突き離してしまった。

 フジュンの番組降板は撤回されたが、次の撮影場所は、グニョンの元職場であるワンダーウーマン社という最悪の状況。元上司の“毒舌ムニ”は相変わらずで、グニョンの企画を提案してきたのだ。そのことでグニョンはフジュンに八つ当たりをしてしまう。

 タイミングを見計らったかのように、ジェジュンはグニョンを呼び出すと、毒舌ムニの愚痴を聞きながら、事務所の新人としてグニョンをスカウトし契約書を渡そうとする。また、フジュンが落とした父親の指輪を自分のものだとグニョンに嘘をつくのだった。イニョンはCM撮影に続き、フジュンのデュエット曲の相方として隠れてレコーディングをはじめる。ジェジュンにバレないはずがないのに...。

 第9話の事件は、フジュンファンの女子高生ユリが、グニョンのいる家に乗り込んできたことだ。情報と引き換えに、フジュンに会わせるよう要求される。しかも、家出中である彼女を仕方なく泊めることに。

 翌日、フジュンのトークショーにグニョンも撮影で行くことになる。そこに、ジェジュンがイニョンの気持ちを確かめるためにイニョンを連れてやってくるが、トークショーが始まると“初恋”の話になり、フジュンが見つめる先には誰がーー。

 

 

第9話 ヨシンレビュー!

 

(以下ネタバレあり。)

 

 気持ちを確かめ合ったと思われた2人ですが、そう簡単にうまくいかないようです。家のチャイム音が現実に引き戻すように、今のはなかったことにした2人。気になっている気持ちはあっても、自信がないのも本当の気持ち。

 フジュンがワンダーウーマン社の企画を降りると言ったのは、他でもないグニョンのためでしたが「こうなったのはあなたのせい」と責めるグニョンに、何も言わないで耐えているから簡単にクビと言われるんだと言い返すフジュン。どんなに言い合っても、グニョンが会社をクビになった現実は何も変わりません。グニョンの「着飾っている今より、ここで記事を書いている方が幸せだった」という言葉に、“無難グニョン”と言われ続けても、記者の仕事が大好きだったグニョンの気持ちが明らかになります。だからこそ『だから俺はアンチと結婚した』との戦いに負けず、立ち向かえていたのです。

 

 第9話は「恋するフジュン」に大注目。「ちゃんと帰れてるかな」「何してるかな」と気になって何度も携帯を気にしては、会う前に前髪や服装を直してカッコつけたり、連絡がつかないとグニョンの友達に駆けつけるストーカー並みの心配性を発揮し、レコーディングを聞いていけと自分のいいところ見せたがる。照れている時は「ウウン」と咳き込み、恋するフジュンは可愛いがすぎる。それに気づかないグニョンも鈍感ではあるけども、フジュンのアピールはささやかすぎるけど優しさがある。アタフタしているフジュンの後ろで流れる音の外れた笛の音が、不器用なフジュンとマッチしていて頬が緩んでしまいます。恋する友達を応援したい気持ちに。

 

 そんなある日、家に押しかけてきたのは、グニョンに卵を投げつけた気の強そうなフジュンファンの女子高生。スターの家にアンチとファンが泊まり、ネットの掲示板で言い争っている図がまた可笑しい。だけど、その女子高生のおかげで、フジュンからもらって放置していたヒールを履くことになったグニョン。翌日のフジュンのトークショーで、グニョンがヒールを履いているところをみて大きくガッツポーズするフジュンが見れたのは、女子高生のナイスアシストがあったから。

 トークショーが始まり、“初恋”の話題になると「もし初恋の人が戻ってきたら」という問いに対して、客席を見つめるフジュン。その先にいるのは、グニョンかイニョンなのか。フジュンはなんと答えるのだろうか。そしてどうか、フジュンがあげた靴は、なにも問題を起こしませんようにと願いを込めて。

 

 

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