ヨシンの韓ドラと人生の語り場

韓国ドラマを1話ずつレビュー!さらなる楽しみをシェアしましょう!

『だから俺はアンチと結婚した』第10話 右手は添えるだけの愛しかた

第10話 あらすじ

 トークショーで“初恋”の話をうまく交わしたフジュン。ところが、グニョンは“フジュンの初恋”のことが頭から離れず、ユリを預かっていることを言いそびれてしまう。その後、家に訪ねてきたフジュンが事情を聞くと、翌日3人でドライブに行こうと言い出したのだった。ドライブの途中、「誰かを待ってるみたいだけど、探されたくない」とグニョンが言っていたことをユリから聞いたフジュンは、グニョンの実家に行くことにした。ここで過ごす時間が、グニョンにとってかけがえのないものとなる。

 一方、イニョンはジェジュンの事務所に契約解除を申し入れる。追い詰められたイニョンは、フジュンとのデュエット曲の音源を流出してしまうが、週刊誌には“アンチの仕業”と書かれると、グニョンに再び非難が集中してしまう。フジュンは、傷ついたグニョンをバイクで海に連れ出すことに。そこでフジュンの携帯が鳴り、電話に出ると病院からの連絡だった。

 

 

 

 

第10話 ヨシンレビュー!

(以下、ネタバレあり。)

 

“初恋の人”は気になる存在

 「もし初恋の人が戻ってくるなら?」の問いに、フジュンの否定する答えを期待しましたが、うまく逃げたのかあえて避けたのか。韓国ドラマでは“初恋の人”はとても重要。「初恋は幼稚園のチューリップ組だったゆうきくん」レベルではないんですよね。初めて心から好きになって愛した恋愛こそが“初恋”。だから大人になって好きになった人でも“初恋の人”と呼ぶし、好きな人の“初恋の人”の存在は何より気になってしまうもの。この定義だと“初恋”は、ものすごくロマンティックであり、忘れられないほど辛いものでもあります。

 

愛があふれるフジュンの「右手物語」

 さて、フジュンは「誰かを待っている」グニョンのために、グニョンを実家に連れて行くという粋な計らいをします。グニョンと口に出す言葉がそっくりな母親は、フジュンのことをホウキで叩き「思ったよりイケメンじゃない」と言うし、父親は「娘を泣かせたら目をくり抜く」と宣言。そんな愛されているグニョンを見て、フジュンは自分のことを少しずつ話し出すように。本名が“ベニ“なのはツッコみどころが満載ですが、吐き出すフジュンの姿に安心したり。

 出会ってからずっと騒がしく過ごしてきた2人にとって、誰にも邪魔されない場所で過ごす時間がとてもいい方向に流れました。自分の気持ちに素直になれたグニョンに「お前が好きだ」と言葉で伝えるフジュン。右手で手を繋ごうとしてグニョンに拒否されたり、座って寝ているグニョンの頭を右手で支えてあげたり、キスする時に右手でグニョンの頭を撫でたり。「フジュンの右手」は愛があふれていましたね。さらに、不意打ちキスをやってのけるやんちゃなフジュンと照れたグニョンの笑顔も見れて、第10話はこれで満足!お腹いっぱい!と思われたのですが...。

 

イニョンが病院に?!

 イニョンはフジュンとのデュエット曲の音源を流出すると、駆けつけてきたジェジュンとまたもや言い合いになり、家から飛び出してしまいます。前から薬を飲む場面が何度かありましたが、ついに大量に飲んで意識を失ってしまったよう。音源流出が“アンチの仕業”と記事に書かれ、グニョンはまた傷ついて大泣き。フジュンがバイクで海に連れ出し、辛い気持ちを海に向かって大声で叫ぶ。「あの時少し我慢していればこうならなかった」と今の状況を後悔するグニョンの気持ちがみえましたが、それでもこれから辛い時は一緒に叫ぼうと2人一緒にいることを約束したその時。フジュンの携帯に病院から連絡が入ってしまう展開に。

 

 

 

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